ADMISSION
FACULTY

名古屋大学工学部環境土木・建築学科のページへようこそ!
建築学プログラム

建築学とは、人間の様々な生活行為を含む空間を創造する総合学です。 名大の建築学プログラムで、美しい建築・都市デザイン、安全・安心な構造、快適な環境づくりを学びませんか!
建築学プログラムでは、建築および都市における計画・デザイン、環境・設備、構造・材料・生産技術の3つの分野を基礎に総合的に教育を行い、 幅広い視野に立って高度な専門知識を駆使し得る個性的で創造力豊かな人材を育成することを目標としています。 建築学プログラムは、JABEE認定を受けています。詳細は、学部教育 をご覧ください。



<取得可能な資格>

建築士(1級、2級)、構造設計1級建築士、設備設計1級建築士、建築設備士、宅地建物取引主任、技術士、建築物環境衛生技術管理者、特殊建築物調査資格者、消防設備士(甲種)、建築施工管理技士(1級、2級)、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、等

入試について

詳細については、以下の大学公式サイトをご覧ください。
名古屋大学受験生応援サイト

環境土木・建築学科 建築学プログラムでは、一般選抜に加えて学校推薦型選抜を実施しており、大学入試共通テストの成績等による第一次選考と「スケッチ」による第二次選考を行なっています。詳しくは、上記のサイトの「入試情報を知りたい」タブから、学校推薦型選抜についてご確認ください。また、過去問の例も公開されています。
過去問等の掲載ページ

また、環境土木・建築学科の最新情報は以下にて公開されています。
工学部受験生応援スペシャルサイト

授業の進め方

〇環境系

流れの力学、物理環境工学、人間環境工学、環境システム工学、設備工学、環境システム設計及び演習、社会環境保全

〇計画系

空間設計論、空間計画論、社会資本計画学、建築計画(第1、第2)、建築史(第1、第2、第3)、都市・国土計画、交通論

〇構造・材料・防災系

建築構造力学及び演習、応用構造力学及び演習、コンクリート工学、鉄骨構造、構造・材料執権法、鉄筋コンクリート構造、耐震工学 建築材料工学、建築構造解析、構造設計工学、建築基礎構造、防災安全、地震工学、総合防災論、振動モニタリング工学、耐震設計工学

環境系・演習の授業の進め方

STEP.01

課題説明

対象建物の要求条件が説明され、それに基づき設計対象建物・設備設計内容の検討が行われます。

STEP.02

熱負荷計算及び各種系統図等の検討

課題説明の翌週からは、熱負荷計算プログラムを用いて対象建物の空調熱負荷を算定します。 この結果を踏まえ、空調ゾーニング図・各種系統図を検討します。

STEP.03

空調機・熱源機の選定

空気線図を利用した空調機能力の計算方法に基づき、空調機設備の設計機器選定を行います。 さらに、対象建物の用途や空調熱負荷の特徴を考慮して熱源システムを検討し、熱源機の選定やシステム図の作成を行います。

STEP.04

最終講評

各種計算結果を踏まえ、設備設計図書(ダクト・配管図面、機器表など)を作成・提出します。最終講評において、設計コンセプトに触れながら、設備設計図書のプレゼンテーションを行います。 また、提出図面やプレゼンテーションをもとに、環境系全教員による採点が行われます。

URL:環境系研究室
計画系・設計の授業の進め方

STEP.01

課題説明

課題の背景や目的が説明され、対象地や設計条件と提出期限等が提示されます。

STEP.02

エスキス

課題説明の翌週には、自分で考えてきたコンセプトに基づき、プランやスタディーモデルに対して、個別指導(エスキス) が行われます。その中でさまざまな知識を吸収しながら、自分のプランを磨いていきます。

STEP.03

中間講評

エスキスを2~3回行った後、図面や模型の中間提出があります。ここでは設計の基本計画を確認し、全体講評を行います。

STEP.04

エスキス

中間提出の後のエスキスはより細かい部分をチェックしていきます。

STEP.05

最終講評

最終講評では、見る人に自分のコンセプトが伝わるように、図面やパース、 説明文等をレイアウトしたプレゼンテーションボードと最終模型を提出します。全教員による採点が行われます。

構造系・実験の授業の進め方

STEP.01

実験内容・データの取り扱いの解説

講義全体の流れや実験の内容について解説を行います。各々の実験の目的や、各実験同士のつながりについて理解することで 実験結果を効果的に取り扱うことができます。また、安全に実験を行うための心がけについても、説明しています。

STEP.02

材料実験

建築物で使われる、コンクリートや鋼材(鉄骨、鉄筋)、木材の材料実験を行い、それぞれの材料の特性の違いを体感して理解してもらいます。 また、材料実験の結果を使って、後に行われる構造実験の結果予測をしてもらいます。

STEP.03

構造実験

鉄筋コンクリート梁や鋼材梁の曲げ実験を実施します。部材のひび割れや破壊性状を実際に確認し、それぞれの壊れ方を理解 してもらいます。また、構造設計で用いられる設計式での結果予測と実験結果の違いを確認してもらいます。

Link
建築構造システム研究室
地震工学・防災研究室
コンクリート工学研究室
建築構造・材料研究室

令和3年度建築学プログラム卒業生・修了生の進路
学部卒業生の進路

1. 就職・・・4名
    民間企業 4名(中部国際空港、インフォテック、構造計画研究所、起業)
    公務員 0名
2. 進学・・・30名
    名古屋大学大学院 30名
3. その他・・・8名

大学院博士前期課程修了生の進路

1. 就職・・・35名
    民間企業 35名(鹿島建設(3)、竹中工務店、清水建設、大林組、熊谷組、フジタ、平成建設、YKKAP、久米設計(2)、日建設計、日本設計、三菱地所設計、佐藤総合計画、梓設計、石本建築事務所、大建設計、オリエンタルコンサルタンツ、JR東日本建築設計、坂茂建築設計、LAMDA、東邦ガス(2)、東京電力、中部電力パワーグリッド、JR東海、名古屋鉄道、トヨタホーム、都市再生機構、応用地質 ほか)
    公務員 0名
2. 進学(博士後期課程)・・・3名
    名古屋大学大学院(2)、東京大学大学院
3. その他・・・4名(帰国など)